出棺(しゅっかん)

葬儀が終わると、祭壇から棺をおろして最後のお別れとなります。

その際には、遺族や参列者が遺体の周りに生花を飾る”別れ花”が行われます。 故人に近い人から花を飾っていくため、喪主、喪主の配偶者、親兄弟、子供、というような順で行います。 一般的には、葬儀社が花を用意してくれますが、自分で入れたい花がある場合には、それを入れることもできます。  出棺ですが、棺はそれ自体が重い上に、遺体が納められているため、遺族や親族の中で力の強い男性が数人で霊柩車まで運びます。 運び出すときも、霊柩車に乗せるときも、どちらも足側が先にくるようにするのが通常です。 これは、故人が家に帰ってこないようにとの思いが込められています。 出棺の際には、喪主が位牌を、喪主の次ぎに縁が深い親族が遺影を持つのが一般的です。 棺を霊柩車に納めると、喪主あるいは代表者が参列者に対して挨拶を行います。 続いて火葬場に向かうとき、遺族や親族は複数の車あるいはバスなどを利用し、喪主は位牌を持ったまま霊柩車で火葬場へ向かいます。 このとき、全ての遺族・親族が火葬場へ向かうのではなく、留守番役として数名残ることが多いようです。 その場合、留守番役は遺骨を迎える準備や式場の片付けなどを行います。