浄土真宗(じょうどしんしゅう)

日本の仏教の宗派のひとつで、明治以前は一向宗と呼ばれていました。 宗祖は親鸞です。

念仏は「南無阿弥陀仏」です。 阿弥陀様への帰依を表明する文句です。 「南無阿弥陀仏」と唱えることで、極楽への道が開かれるといいます。 これはただ声に出せばいいのではなく、信心の心が大事だという教えも親鸞は説いています。 浄土真宗のお坊さんになるには、2週間の講座を受けるだけでなれます。特別な修行はいりません。 教えとしては、「如来のの本願力によって、悪人だけでなく、善人まで救われる」というものです。 これを誤解して、「どうせ救われるのだからどんな悪いことをしたってかまわない」という間違った考えが出回ったりしたこともあります。 「亡くなった後はすぐに成仏する」という考え方から、戒名はありません。「戒すらまもれない一般的な自分たちであるが、阿弥陀如来の他力に誓願によってのみ救われる」という考え方が関係しています。 代わりに法名というものをつけます。 これは仏弟子になったという名残です。 男なら釈○○、女なら釈尼○という三文字の名前が付きます。 浄土真宗では、一般的な日本の仏教葬儀で必要となる位牌がいりません。位牌の代わりに過去帳というものに名前を書いたり、法名軸をかけたりします。