遺体(いたい)

遺体は死者と特別な関係にあった遺族・知人などにとっての死体の意となります。

遺体の原義は「遺された身体」です。死体は「死者の身体」の意味です。死体が一般的な表現であるのに対して、遺体は死者と特別な関係にあった遺族・知人などにとっての死体の意となります。遺体に対して特別な感情があり、遺体の尊厳が極めて大切とされています。

死体に対して人間性を込めて使うのが「遺体」です。

病院で亡くなられた場合、病院側が死化粧を整え病室をでます。その後、病院の霊安室に移動したり、そのまま自宅へ運ばれます。自宅で遺体の安置が難しい場合は、葬儀社が保有する保管施設で安置することになります。

病院からの遺体の搬送は、病院と提携をしている葬儀社へ依頼する場合と、ご自身で葬儀社を手配することのどちらでも可能です。病院からの葬儀社の紹介を断ることも決して失礼にはあたりません。

遺体の保存について心配される方もいらっしゃるかと思います。例えば、年末年始は火葬場が休日に入り、休日明けの混雑なども考慮すると、数日間~1週間ほど待機状態になることも考えられます。また最近は東京都内を中心に関東圏では式場が混みあっている場合もあります。

死亡後、迅速にドライアイスで遺体を冷やすなどの適切な処置を行い、保冷施設を利用するなどすれば、数日から1週間ほどの遺体の保管は可能です。もしも事情により保管期間がそれ以上に延びてしまう場合には、エンバーミングを施すことを考えなると良いでしょう。