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「戒 名」 / 東京 八王子・世田谷・日野 安心のご葬儀・家族葬をお約束する【都典礼】

2018.03.04

今朝の八王子は、とても暖かでしたね!
春がもうそこまで来ている感じがする今日この頃ですが、みなさま、いかがお過ごしですか?

さて、今日は「戒名」についての豆知識をUP致します。

 

お仏壇には亡くなったご先祖の戒名が納められ、墓石には戒名が刻まれます。この様なことからも戒名といえば、亡くなった人に贈られる名だと一般には思われているようです。

 

《困難を極めたかつての授戒》


 現在、「戒名」は亡くなってから授けられるようになっていますが、本来は仏門に入ることを許された人が授戒し、俗名を改めて、新たに授けられる名前でした。つまり、仏法僧(仏:お釈迦さま、法:厳しい決まりや習慣、僧:僧侶)に対して信心の誠を誓った人に与えられる名前だったのです。お釈迦さま(釈尊)が生きていた時代も、出家した人はそれまでの名前を捨てて、戒名を授けてもらいました。

 

 東大寺の大仏を建立したことで知られる聖武天皇(701~756)は、この戒を受けるために戒師を求めて中国の唐へ遣いを送りました。唐の寺はこれに応じようと何度も戒師を送りますが、当時の海上交通は困難を極め、なかなか日本に到達することができませんでした。そのような状況の中で、鑑真和上が日本に赴くことになったのです。

 

 鑑真の日本への渡航も困難を極め、5回の航海は激しい時化(しけ)で失敗し、鑑真は潮風によって失明してしまいます。しかし、6回目の航海でついに渡来することができ、754年、東大寺において聖武天皇は鑑真和上から「沙弥勝満(しゃみしょうまん)」という戒名を授けられました。

 

《戒名は残された人の心の支え》


 葬儀は亡くなった人をこの世(俗世)からあの世(仏の世界)へ送る儀式です。仏の世界では、仏教徒として暮らすのですから、俗世で使っていた名前は使えません。そこで戒名が必要なのです。つまり、亡くなった人に戒名をつけるのは、死者を安らかに浄土へ送り出すためなのです。

 

 したがって亡くなった人にとって戒名を授けられることは、仏の世界への往生が約束され、来世への安心をいただくことを意味します。また、残された遺族にとっても、故人に戒名が授けられたことで亡くなった人が新たに生まれ変わり、仏の世界で安らかに暮らすことが約束されたことと受けとめられ、心の安寧を得ることができるのです。

 なるほど仏事の豆知識 より

 

 

みなさんにとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

 

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