2022.07.20
「どこで葬儀を行うか」
ご葬儀を行う際に決めなければならないことの1つです。
ご自宅やお寺でご葬儀をする方もいらっしゃいますが、近年では多くの方が斎場を借りてご葬儀を行います。
選ぶ斎場によって、できる葬儀の内容や費用が大きく異なるため、斎場選びは重要です。
そこでこの記事では、斎場の選び方のポイントについてご紹介します。
斎場とは?
斎場の選び方を知るうえで、まず斎場とは何か、またどんな種類があるのかを知っておきましょう。
斎場とは、お通夜・ご葬儀・告別式・葬儀儀式全般を行う場所です。
葬儀場、セレモニーホール、葬儀会館とも呼ばれます。
葬儀後の会食や宿泊ができる斎場もあります。
斎場と火葬場
斎場は、お通夜・ご葬儀・告別式を行う場所なのに対して、火葬場はあくまでも火葬を行う場所です。
斎場と火葬場が同じ敷地内にある場合もあれば、斎場だけ、火葬場だけという場合もあります。
葬儀を行った後には、必ず火葬場に行かなければならないため同じ敷地内にある場所を利用すると、移動の負担が少なくて便利です。
民営斎場と公営斎場
斎場を運営元で種類分けすると、民営と公営に分かれます。
民営斎場
民営斎場には、葬儀社が自社で運営している斎場もあれば、民間企業が貸し式場として運営している斎場があります。
民営斎場には
- 混み合うことが少ないため早い日程で葬儀を行える可能性が高い
- 自由度の高い葬儀を行える
- 公営に比べると費用が高い傾向にある
という特徴があります。
葬儀社が運営している斎場の場合には、その葬儀社で葬儀をする人しか利用できない場合もあるので、使いたい斎場がある場合には確認をしておきましょう。
公営斎場
公営斎場は、各自治体や広域行政団体が運営している斎場です。
公共の施設なので、故人様や喪主様の住民票がある地域の場合には、低価格で利用できます。
住民票がある方しか使えない、またはそれ以外の地域の方でも使えるが、費用は割高になるかは、斎場によって異なるので確認が必要です。
斎場選びのポイント
それでは斎場選びのポイントを解説します。
①アクセス
交通の便がいいか、駅から近いか、自宅から近いか、など喪主様やご遺族、参列者の方が行きやすい場所かどうかを確認しましょう。
②広さ
希望する葬儀の規模に合った広さがあるかどうかを確認しましょう。
少人数の家族葬専用の斎場、壁を抜いたりすることで様々な葬儀規模に対応できる斎場などもあります。
③設備
車で来る方が多い場合、駐車場が何台分あるか、バリアフリーに対応しているかなど設備を確認しておきましょう。
遠方からご親族がいらっしゃる場合、宿泊ができる設備が整っているかなども選ぶポイントになってきます。
④斎場のルール
斎場によって、音響や祭壇の種類などに制限があります。
もし「音楽葬をしたい」という希望があるにも関わらず、音響の制限がある斎場を選んでしまったら、希望を叶えることができません。
希望がある際には、それを葬儀社または斎場に伝えて問題がないかどうかを確認しましょう。
まとめ
斎場選びは、ご葬儀をするうえで重要なポイントです。
都典礼 世田谷支店ではご状況やご希望に合わせた斎場をご案内いたしますので、ご気軽にお問合せください。