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棺に入れて良いものと入れてはいけない物とは?

2022.09.17

 

故人が亡くなると最後のお別れの場面で棺に花を手向けます。その際、副葬品も棺の中に一緒に入れることができます。
しかし何でも入れて良いという訳ではありません。入れてはいけない物を入れてしまうと火葬炉が故障したり、燃やすことで出る有害物質による公害の原因になる恐れもあるため、正しい知識を持つことが大切です。
そこでこの記事では棺に入れて良いものと、入れてはいけないものをご紹介します。

 

 

 

副葬品って何?

副葬品とは棺の中に入れる物のことです。

日本では古くから、亡くなった人が死後の世界で使う物や、死からの復活を願い信じる意味で副葬品を棺に入れていたと言われています。
故人を弔う意味も込めて、故人が普段使っていた物や思い出の品、故人が望んでいた物を入れてあげましょう。

 

 

 

棺に入れて良いものと入れてはいけないもの

冒頭でも述べましたが、何を入れても良いとは限りません。

いくら故人が望んだ物とは言え、入れてはいけない物を棺に入れたまま火葬すると、火葬炉の故障や公害になる恐れもあるので、棺に入れて良い物と入れてはいけない物をしっかりと把握する必要があります。

 

 

棺に入れて良いもの

  • 洋服や着物
  • 手紙や色紙、折鶴など
  • 食べ物
  • 故人に関するもの
  • 写真
  • 故人から希望のあったもの

 
 

洋服・着物
生前に着ていた仕事着や普段着、着物など故人が好んで着ていた服を入れてあげましょう。

ただし、あまり厚手の物やたくさんの量を棺に入れると燃えにくくなる原因となるため注意して下さい。

   
手紙や色紙、折鶴

家族や友人からの手紙や寄せ書きの色紙、旅行に行った時のポストカードなどが挙げられます。

特に手紙や色紙は、家族や友人が故人を思って綴るものなのでおすすめです。また折鶴や似顔絵なども棺に入れることができるので、家族や友人達で作っても良いですね。

 

食べ物

故人の好きだったお菓子や果物も入れられます。

お菓子はポケットサイズ位が良いでしょう。しかし果物に関しては、丸ごとだったり水気の多いものは避けて下さい。どうしても入れたい場合は小さくカットしてから入れましょう。また酒やタバコも入れられますが、お酒は瓶や缶だと燃えないので紙パックの物が適しています。

 

故人に関するもの

生前、故人が愛用していたものや、趣味で使っていた物を入れてあげましょう。

ただし、金属類やプラスチックなどの燃えない素材で作られていたり、大きなものは避けた方が良いです。

 

写真

故人が写っている写真や、好きだった景色の写真はぜひ入れてあげて下さい。

ただし現在生存している人が写っている写真を入れるのはあまり好まれませんので注意しましょう。 

 

花はほとんどの場合入れられるので、故人が好きだった花を入れてあげましょう。

しかし松竹梅はおめでたい花なので、お葬式には相応しくありません。祭壇や会場に飾ってある花を入れてあげるのがベストです。

 

故人が望んだ物

生前に故人が棺に入れて欲しいと望んだ物はできるだけ入れてあげましょう。

最近では生前にエンディングノートを書く人も増えています。もし故人のエンディングノートがあった場合は、そこに書かれている可能性もあるので確認しておきましょう。
  
   

棺に入れてはいけないもの

では、逆に棺に入れてはいけない物とはどんな物なのでしょうか?
金属類やプラスチック、サイズの大きい物など、燃えない物は火葬炉の故障や公害の原因となる恐れがあります。また、それ以外にも棺に入れてはいけないものがあるため具体的にご紹介します。

 

 

  • 貴金属類
  • 長い物
  • 革製品・ビニール製の物
  • 缶・プラスチック・ガラス製品
  • 分厚い本
  • 水分を含んだ果物・まるごとの果物
  • 現金
  • 生きている人が写っている写真

 

貴金属類

故人が身に付けていた腕時計やアクセサリー、入れ歯などの貴金属類やガラス類などは、燃えにくい素材が使われています。そのため遺骨が汚れたり、火葬炉が故障する可能性があるので棺には入れてはいけません。
ただし、小さい物やメガネであれば骨壷に入れる事ができるので事前に確認しておきましょう。

 

長い物
故人が生前使っていたゴルフクラブなどの長いものは、金属やカーボン素材が使われている事が多いため、棺に入れる事はできません。
特にカーボン素材は火葬炉の故障に繋がるので注意しましょう。

 

革製品・ビニール製の物
革製やビニール製の洋服・靴は燃やすと有毒ガスを発生させる場合もあるので、棺に入れるのは控えましょう。

 

缶・プラスチック・ガラス製品
生前に故人がよく聞いていたアーティストのCDやボール、ライター、缶製品などは火葬炉で爆発する危険があるため、棺に入れる事はできません。

 

分厚い本や大きなぬいぐるみ

分厚い本や大きなぬいぐるみは大量の灰が出るので副葬品には適していません。
ただし、友引の日にご葬儀を行う場合は身代わりとして故人が愛用していた人形やぬいぐるみを入れることもあるので事前に確認・相談してみましょう。

 

水分の多い果物やまるごとの果物

故人が好きだったからと言って、スイカや梨などの水分の多い果物や、まるごとの果物を入れてしまうと燃焼の妨げになります。
どうしても入れたいという希望があるならば、小さくカットして入れるようにしましょう。その際は、事前に火葬場や葬儀社に相談することをおすすめします。

 

現金
硬化を燃やすことは「貨幣損傷等取締法」で禁じられています。

また、紙幣を燃やす事自体は違法ではありませんが、そういう行為はモラル的にあまり良い事ではないのでやめておきましょう。
なお宗教上の理由で故人に硬貨を持たせる場合は葬儀社に相談し、指示を仰ぎましょう。

 

生きてる人が写ってる写真
故人が写っている写真を棺に入れるのは構いません。ただ、今現在生存している人が写っている写真は、写っている人も死後の世界に連れていかれるという説もあります。
あまりいい気持ちがしないという方もいるので、できるだけ避けましょう。

 

 

   

まとめ

故人の最後の別れの時、副葬品はできるだけ入れてあげたい気持ちになると思います。

しかし棺に入れて良いものといけないものがあるため、そのことを事前に把握しておく必要があります。
もし、どうしても入れてはいけない物を入れたい場合は、祭壇に飾ったりできる場合もあるので葬儀社に問い合わせてみて下さい。ルールを守りながら、大切な故人との別れを心を込めて見送ってあげましょう。

 

 

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