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忌日法要と年忌法要について

2022.09.20

 

ご葬儀後もやることはたくさんあり、そのうちの1つに法事、法要があげられます。

昨今では、法要も一部省かれたりと大きな規模で行うことは少なくなってきました。こちらの記事では

 

  • 法事と法要の違い
  • 年忌法要で準備すること
  • 年忌法要はいつまで行うのか

 

など、年忌法要の基本についてまとめました。

今後、どのようなタイミングで法要をおこなえば良いのか、何からすればよいのか等、わかるようにまとめております。
ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

法要とは

法要は、故人の冥福をお祈りし、供養するための儀式です。
ご遺族が供養することで、仏教では極楽浄土へ行けるという考え方からきています。
法要は、忌日法要と年忌法要に分けられます。

 

 

法事と法要の違い

法事とは、仏教行事全般を指す言葉でお盆やお彼岸の供養なども含まれます。
対して法要は法事の中に含まれ、故人の為に僧侶にお経をあげてもらう行事です。

法事という大きなくくりの中に法要があり、お経をあげてもらった法要後の会食などを含めて法事と呼ばれます。

 

 

忌日法要(きじつ、きにちほうよう)

亡くなってから7日ごとに49日までの7回と、100日目に行われます。しかし近年では省略されるものもあります。主な忌日法要は以下のとおりです。

 

初七日(しょなのか)

亡くなってから7日目、火葬後に合わせて済ませることが多い

 

五七日(いつなのか、ごしちにち)35日目

小練忌(しょうえれんき)とも呼ばれ、重要な日だが省略されることが多い

 

七七日(なななのか)49日目

忌明けとなる区切りの法要

 

百箇日(ひゃっかにち)100日目

卒哭忌(そっこくき)とも言われる区切りの大切な行事で、これから後は年忌法要を行う

 

 

 

年忌法要(ねんきほうよう)

亡くなった日の同月同日を祥月命日といい、法要をおこないます。
主な年忌法要は以下のとおりです。

 

 

一周忌

亡くなって1年後の祥月命日に、親族や親しい方を招いて僧侶にお経をあげてもらう
節目の法要なので会食もあわせ、故人をしのぶ会とする

 

三回忌
亡くなって2年後の祥月命日に行い、通常は一周忌と同規模とする
ここからは周忌ではなく回忌という

 

七回忌
亡くなって6年後の祥月命日に同規模で行う
これから後は規模を縮小していく場合が多い

 

十三回忌
亡くなって12年後の祥月命日に、小規模(ご遺族のみ)で行う

 

三十三回忌
亡くなって32年後の祥月命日に、弔い上げとして行う
規模は、ご遺族、ご親戚や親しかった知人などもあわせて列席していただく場合もある為、相談して決めるのが良い

 

他にも、十七、二十三、二十七、三十七、五十回忌もありますが、近年は省略の場合が多いです。

 

 

 

一回忌と一周忌の違い

一回忌は、亡くなった当日(命日)を指します。
一周忌は亡くなって一年後の祥月命日の事で、考え方では二回忌とも言えますが、二回忌とは呼びません。一周忌の法要は喪が明ける際の重要な行事です。

最初のうちは数え方も迷わないですが、年数が経過すると分からなくなってしまいますね。亡くなってからの年数プラス1と覚えておくと安心です。例えば亡くなって2年でしたら三回忌をおこないます、32年で三十三回忌ですね。

 

 

 

年忌法要の準備

法要の準備は大体2か月ほど前からとりかかると安心です。

 

 

日程を決める

まずは日にちを決めるところから始めましょう。
法要は命日に行うのが基本ですが都合のつかない事も多い為、命日の直前の土日などに変更して行う場合が多いです。

 

 

参列者を決める

ごく身内だけでなら電話などでも構いませんが、参列者を決めたら案内状も手配します。
大人数の場合は場所によってはバスが必要です。

 

僧侶の手配

菩提寺へ連絡して、お経をあげていただく僧侶の手配をします。
先に空き状況を確認してから日程を決めた方が確実です。

 

 

 

場所、会場の手配

法要の場所と会食の場所の手配をします。
法要は、ご自宅・お寺・セレモニー用会場・ホテルなどが主です。同じ場所で会食ができない場合は、別に会食会場の手配をします。その際は法事の会食であることを忘れずに伝えましょう。それから供花や供物、参列者用の返礼品も用意します。詳しくわからなければまとめて葬儀社が請け負ってくれる場合も多いですので、相談してみると安心です。

 

 

お布施の準備

法要の際にお礼として僧侶に渡すのがお布施です。

奉書紙か白い封筒に「お布施 〇〇家もしくはフルネーム」と縦中央に記入して袱紗に包み、法要前の挨拶時かお経をあげていただいた後に、タイミングをみて袱紗を開いてお渡しします。

法要後の会食を僧侶が辞退される場合は御膳料として、お寺以外で行う場合はお車代として別にお金を包みます。また金額は法要の大きさや地域によっても変わりますので、事前に聞いておきましょう。

 

 

年忌法要はいつまでおこなうのか

忙しかったり個々に生活するのが当たり前になった現代では、昔のようになかなか人を集めることができずに法要を省略することも多いのが現状です。

また地域や家族の考え方により、法要をどのように・いつまで行うかには違いがあります。事前によく相談してから決めるようにして下さい。

 

 

年忌法要を終える

年忌法要を終えることを「弔い上げ」と言います。

はっきりとした決まりはないのですが、三十三回忌や五十回忌にするのが基本です。ただ近年では集まるのが困難なため、七回忌や十七回忌までとする場合もあります。宗派や地域によっても考え方に違いがありますので、よく確認しておきましょう。

弔い上げの場合はそれまでの法要よりも盛大にし、故人を先祖として祀るよう位牌を合祀します。お布施も多く包んでおきます。

 

 

 

まとめ

法事と法要の違いや、法要の種類・準備、年忌法要の期間などについてご理解いただけましたでしょうか。

昔からの決まり事や基本としての行い方はありますが、近年では地域やご遺族の状況により大きく変化しています。そのためご家族で話し合って決められるのが一番良いでしょう。

気持ちを込めて供養できるよう、ぜひ終活など前もって話し合われてみることをおすすめ致します。

 

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