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七回忌法要とは、亡くなって満6年目の祥月命日におこなう法要のことをいいます。
休広期(きゅうこうき)とも呼ばれ、仏様の弟子として修行をしてきた魂が、ひと段落して一人前になり、落ち着く日と言われています。七回忌だからといって他の法要と大きく変わることはありませんが、滞りなく法要をすすめるために知っておくべきことも多くあります。こちらの記事では、
についてご説明していきます。
お読みいただけますと、施主側としても参列者側としても不安なく追善供養できるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。
今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。
七回忌は、亡くなってから6年目の祥月命日におこなう年忌法要のことを指します。
分かりにくいですが、7年目に法要をおこなうのではありません。故人が亡くなった当日を一回忌としており、翌年は一周忌、二年後は三回忌法要をおこない、七回忌は追善供養のなかでも中期の小規模な法要です。
読み方は本来「しちかいき」ですが、「ななかいき」の読み方が広まったことにより、現在はどちらでもマナーを破っていることにはなりません。
7という数字は仏教において大切にされています。その理由はお釈迦様が生まれて7歩歩いたことや、人が輪廻転生をする迷いの六道を乗り越えた先の数字だからと言われています。そのため、年忌法要も十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌と続いていくのです。
七回忌(しちかいき、ななかいき)法要には、他の法要や追善供養と同じように決まり事やマナーがあります。
施主側も参列側もそれぞれ気持ちよく故人の冥福をお祈りすることが大切です。マナーをきちんと理解し、失礼のないように法要を終えられるようにしましょう。
三回忌までは故人と親しかったご友人や、同僚なども招待するのが一般的です。
近年ではしばらく年数が空くことや、コロナ禍により小規模でおこなう風潮があります。そのため七回忌以降は遺族、親族のみでおこなうのが一般的です。
七回忌法要は、一般的に小規模ですが、持ち物は他の年忌法要と同様です。
水引は双銀、黒白の結びきりのものを使用します。
地域によっては黄白の場合がありますので事前に確認しておきましょう。
表書きはご仏前、御仏前、お香典、お供物料とします。
金額の相場(会食も含めた場合)
迷った場合、他の参列者と揃えると安心です。
お供え物は、施主側のみに法要の負担をさせない考えから持参する風潮があります。
ただお花など前日までに用意するタイプの供え物もあり、当日のものだけ受け取るようにするなど、地域や家族によって考え方は大きく変わってきます。
当日にお菓子やお茶などを持参した場合は、施主へ「御仏前にお供えください」と手渡しましょう。黙って仏壇に供えること、生ものを持参することはマナー違反です。事前に準備が必要なものを供えたい場合は、施主に相談して決めましょう。
施主の場合に用意するお金です。
僧侶への御礼として、白い封筒に「お布施」と書きお渡しします。菩提寺ではなく斎場やホテルなどを利用する場合は別途「御車代」を、会食を辞退される場合は「御膳料」を追加でお渡ししましょう。相場はそれぞれ5千円から1万円です。
焼香がありますので、数珠やハンカチも忘れずに持参しましょう。
七回忌では身内のみの小規模ということもあり、平服で参列するように連絡が来ることも多くあります。
勘違いしがちですが平服は普段着ている服ではありません。
平服の指示がなければ、喪服で参列するのがマナーです。
七回忌は、亡くなってから満6年の祥月命日におこないます。
しかし平日だった場合、なかなか集まることが難しいでしょう。その場合は、前倒しで都合のつきやすい土日におこなうのが一般的です。前倒しの理由は「先送りすると故人をないがしろにするようで失礼だ」という考え方からきています。地域によっては「後ろ倒しにして充分な準備をして参列者も多い方が良い」という考え方もありますので、必ずしも前倒しでないといけないわけではありません。
施主側の七回忌の準備は2か月前から始めます。
基本的にはこれらの準備ですが、地域での違いなどもあり、意外とやる事は多いです。余裕をもって準備を始めましょう。
七回忌当日の流れは、それほど難しいものではありません。
会場が菩提寺以外の場合は、墓参りを省略することもあります。
これまで七回忌法要の様々なマナーについて説明してきました。
など、ご理解いただけたのではないでしょうか。
七回忌は、三回忌から時間がたっていることもあり、うっかり忘れてしまいがちです。
小さな規模でもマナーは変わりませんので、親類の方と日ごろから法要について話題にしておくと良いでしょう。
【関連記事】忌日法要と年忌法要について
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