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自由葬とは

2023.01.17

 

こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。

 

今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。

 

近年、特定の宗教に属さない遺族が増えています。日本では全体人口の約6割超が無宗教で信仰を持ちません。形式にとらわれないご葬儀や儀式の小規模化は浸透しつつあるのです。弔事には様々な形がありますが「自由葬」もまた宗教色を伴わないご葬儀の一つです。自由葬について「耳にしたことはあるけど具体的な内容について知りたい」と感じている方は少なくないでしょう。この記事では「自由葬」の基本情報や流れ、特徴やマナー、注意点などを解説します。自由葬を検討している方はぜひ参考にして下さい。

 

そもそも自由葬とは?

自由葬とは、宗教や宗派にとらわれることなく自由なスタイルで執り行うご葬儀を指します。宗教的儀式を行わないことから「無宗教葬」などとも呼ばれており、慣習や伝統に左右されないことが一般的です。日本では宗教に属する人の約8割が仏教徒と考えられています。ご葬儀といえば読経などの儀式をイメージする方がいるのではないでしょうか。しかし、自由葬ではこれらの習わしに必ずしも沿う必要はないのです。定められた規則やルールはなく、宗教色を反映させるかどうかという点も含めて自由に決めることができます。例えば、自由葬の一種に「音楽葬」があります。音楽葬では読経の代わりに音楽を流すことが主流です。自由葬は「宗教的儀式を一切行わない」「仏式を連想する焼香を取り入れる」「故人が生前信仰していた般若心経に基づくご葬儀にする」など様々な方法があり、故人や遺族が自らの事情に合わせて企画し執り行えることが最大の特徴といえます。

 

自由葬の歴史

自由葬の歴史はまだ浅く1990年頃が始まりだと考えられています。昔は従来の形式に従うご葬儀が主流でしたが、宗教的意識の薄弱による信仰離れや、生活環境の変化で菩提寺を持たない遺族が増加したことで人々のご葬儀への価値観が変化しました。その結果、仏式や神式など形式的な宗教儀式から離れて自由なご葬儀スタイルを求める遺族が目立ち始めたのです。また、インターネットの普及により誰でも簡単に他宗教の情報が入手できる世の中に変化したことで「ご葬儀はこうでなければならない」という固定観念を見直す機会が増えたことも要因の一つでしょう。自由葬は様々な要因が合わさり生まれた新しいご葬儀の形です。近年は新型コロナウイルスへの配慮からご葬儀の規模を縮小するケースが増えており、ますます自由葬を選択する遺族が増えています。今後も需要が一層高まるでしょう。

 

自由葬の流れの一例

自由葬には決まりがありません。故人の希望や遺族の意思で内容を企画していく必要があります。流れの一例を下記で説明いたしますので参考にして下さい。

 

①受付
受付は開式の一時間ほど前を目安に開始します。遺族は早めに持ち場に着いて準備をしておく必要があるでしょう。受付では親族や参列者に記帳していただきます。

②開式
遺族や参列者は開式時間の5分ほど前には着席して待機しておきます。葬儀会社の司会者による会場アナウンスが流れると開式の合図です。司会者は開式の宣言をするとともにご葬儀が自由葬であることを説明します。

③黙祷
故人の旅立ちを祈り、全員で黙祷を行います。DVDやスクリーンなどを使用して生前の故人の思い出を動画上映します。

④献奏
読経の代わりに献奏を行います。故人が希望した音楽を流す場合やプロに演奏を依頼する場合などがあるでしょう。

⑤別れの言葉・弔電披露
故人の友人代表や遺族が別れの言葉を述べます。時間は一人5分程度です。遺族や親族のみの家族葬の場合は全員が別れの言葉を述べる場合もあります。いただいた弔電を紹介します。

⑥献花
遺族や参列者は故人に花を手向けます。故人と立場の近い人から順番に行いましょう。

⑦喪主挨拶
喪主は参列者に向けて感謝の思いを述べます。長々と話すことは避けて簡潔に述べましょう。

⑧閉式
司会者による会場アナウンスにより閉式となります。

⑨出棺・火葬
棺を車両に移して出棺し火葬場へ向かいます。火葬場での焼香は仏式ご葬儀のように必ずしも必要ではありません。

⑩会食
仏式の精進落としにあたります。喪主は親族や参列者を招いて食事をふるまうことが一般的です。時間は30分〜1時間程度が目安でしょう。故人との生前の思い出などを語ります。

 

メリット

自由葬は自由に企画運営できる画期的なご葬儀の形です。具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

故人らしさのあるご葬儀ができる

宗教的儀式を必要としない分、故人のこだわりや趣味を十分に反映することが可能です。思い出の音楽や映像を映し出すことで人柄に触れることができるでしょう。参列者全員で心を込めて偲ぶことができます。

 

スケジュール調整できる

ご葬儀の内容に制約がないため時間の調整をすることができます。遺族や参列者の都合に合わせたスケジュールが可能で思い通りに執り行うことができるでしょう。参列者が多くない場合30分ほどで終わることもあります。

 

お布施が不要

指導者を招く必要がないためお布施の準備が不要です。一般的な仏式ご葬儀のお布施は平均して15〜50万円ほどが相場ですが、自由葬では必要がないため会場の運営などに補填して有意義なご葬儀ができるでしょう。

 

デメリット

自由葬を検討する際はメリットばかりではなくデメリットも理解しておく必要があります。後から後悔することがないよう参考にして下さい。

 

周囲の理解を得にくいことがある

比較的新しいご葬儀の形であるため、親族らの同意を得ることが難しい場合があります。トラブルを避けるためにも、契約を進める前に十分話し合いをしておく必要があるでしょう。また、参列者は従来通りのご葬儀を想定する可能性があるため注意が必要です。不安を与えないように事前の案内は丁寧に済ませておきましょう。

 

菩提寺に相談しなければならない

お世話になっている菩提寺がある場合は、戒名授与などの供養を行わなければ納骨できなくなる可能性があるため気をつけなければなりません。自由葬を希望する旨を事前に相談しておくことが必要です。

 

企画力が必要

葬儀会社が用意するプランを採用しないため、故人や遺族はプロデュースを積極的に行う必要があります。漠然と内容を考えるのではなく具体的に組み立て考えることが大切です。

 

まとめ

この記事では自由葬について解説しました。自由葬は故人のこだわりや遺族の希望が叶うご葬儀の方法です。検討する際は事前に親族や参列者、菩提寺など周囲に相談して決めましょう。
・決められた形式がなく自由に企画して組み立てることができる
・1990年頃から宗教信仰離れや檀家離れなどを理由に増加
・故人が好きな音楽などを流して思い出を反映できる
・遺族が主体となり取り仕切る必要がある

 

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