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納骨の費用について

2023.01.28

 

こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。

 

今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。

 

納骨 費用

納骨を執り行う際、気になることの一つに「費用」があります。仏式の場合は、火葬後に納骨を行うことが一般的です。具体的な費用について疑問に感じている方は少なくないでしょう。納骨には様々な費用が発生するため理解を深めておく必要があります。この記事では、納骨にかかる基本的な費用を解説します。納骨の概要や流れ、費用を抑えるためのポイントなども紹介するため、記事を読むことで儀式を円滑に進めることができるでしょう。

 

納骨について

納骨とは火葬後に故人の遺骨を骨壷に納めて供養する方法です。納骨には様々な方法があり、地域や宗派によって異なります。多くの場合、お墓のカロート(収納するためのスペース)に納骨することが一般的です。近年では、納骨堂や樹木葬などの利用者が増えており、施設の棚やロッカーなどに遺骨を収めるケースもあります。納骨の時期については定められた法律や規則がなく、四十九日法要後や一周忌などの節目となる時期に行うケースが主流です。また、近年は手元供養や散骨を選択する遺族も増えており、納骨に対する価値観は多様化しています。

 

納骨にかかる費用

納骨を行う際は様々な費用が発生します。お墓に納骨する場合の平均費用は数万〜20万円程度です。費用の内訳を以下で解説いたします。

 

作業費

お墓に納骨する際は、カロートを開閉して埋葬します。開閉作業は石材店など専門業者に依頼することが一般的です。作業費の相場費用は2万円程度でしょう。

 

彫刻料

彫刻料とは、墓石や墓誌に戒名や命日を刻むための費用です。作業費と同様で石材店に依頼をします。彫刻の相場費用は3〜5万円ほどです。

 

お供物

仏式の場合は遺骨を埋葬する際に納骨式を行います。儀式ではお供え物や供花などを準備しておくことが一般的です。その他準備しておく物に線香やろうそくなどがあります。お供え物の費用は5千〜1万円ほどでしょう。

 

会食費

多くの場合で四十九日法要後に納骨を行います。法要後は僧侶や参列者を招いて、会食を行うことが一般的です。会食費は参列者一人当たりで3千〜1万円ほどです。

 

お布施

納骨式では僧侶に読経をお務めいただきます。遺族は感謝の印としてお布施を差し出すことがマナーです。地域や宗派ごとに差がありますが、費用は3〜5万円ほどが相場とされています。

 

御車代

御車代とは僧侶に差し出す会場までの交通費を指します。費用は5千〜1万円ほどが一般的です。

 

御膳料

御膳料とは僧侶が会食に参加しない場合に差し出すお礼です。御膳料の費用は5千〜1万円ほどが平均相場でしょう。

 

納骨までの流れ

納骨は故人の冥福を祈り供養する大切な儀式です。滞りなく行うためにも儀式までの流れを十分に把握しておくことが必要となります。こちらでは納骨式までの準備や流れを解説いたします。

 

菩提寺に連絡

納骨式で僧侶に読経を依頼する場合は、菩提寺に連絡をします。土日は混み合うこともあるため、ゆとりをもって日程の調整をしておくことが大切です。

 

石材店に依頼する

お墓の彫刻を依頼します。お墓を所有していない場合は新しく建てるため、購入を検討する必要があるでしょう。

 

埋葬許可証・墓地使用許可証を準備する

納骨の際に必要な書類に「埋葬許可証」があります。埋葬許可証とは故人の住所や名前などが記録されている書類で自治体から取り寄せることが可能です。また「墓地利用許可証」とは、霊園から発行される書類です。印鑑と揃えて準備しておきます。

 

会食の手配・お供え物準備

法要後の会食を手配するため、お店に連絡を入れて予約しておきます。参列者へのお茶菓子や、果物・酒などお供え物の準備も忘れてはいけません。不明な点がある場合は菩提寺に相談しておくとスムーズです。

 

参列者に連絡する

親族や友人など儀式に参列していただく方に納骨式の日時を連絡をしておきます。参列者が多い場合は、案内状を差し出すとよいでしょう。

 

費用を抑える方法

納骨はお墓や法要の準備など出費に関わります。ご葬儀や火葬にも多額の費用が発生するため、納骨の費用をできるだけ抑えたいと考える方は少なくないでしょう。こちらでは納骨を安く済ませる方法について紹介します。

 

儀式を自宅で行う

法要を自宅で行うことで、会場の費用を抑えることができます。自宅にスペースがある場合は適した納骨方法です。

 

永代供養

永代供養とは、お墓の管理を霊園や施設に依頼できる供養方法です。新しくお墓を建てるよりも安価に抑えられることが特徴です。お墓を所有していない方は永代供養を選択することで費用を抑えることができるでしょう。

 

散骨

散骨はお墓を用意する必要がないため費用を抑えることができます。散骨とは遺骨を粉状にして海などに撒き供養する方法です。専門業者に依頼することで、遺骨の加工から散骨まで任せることができます。

 

手元供養

手元供養とは遺骨を自宅などの身近な場所で供養する方法です。お墓を準備する必要がないため、金銭的な負担を軽減することができます。また、供養品もコンパクトな物が多いため、保管場所に困ることもありません。

 

まとめ

この記事では、納骨にかかる費用について解説いたしました。納骨には様々な費用が発生します。費用は納骨の方法ごとに変動があるため、十分に比較して検討することが大切です。
・お墓に納骨する場合の費用は数万〜20万円程度
・納骨を行う際は、お墓の作業費や彫刻料、お布施や会食費など様々な費用が発生する
・永代供養や散骨などを選択することで納骨費用を抑えることができる

 

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