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遺品の処分方法と手順|費用の目安や処分しにくい物の対処法も解説!

2023.02.20

 

 

こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。
今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。

 

 

ご家族が亡くなった場合、ご遺族は色々な手続きをこなさなけばなりません。
役所へ出向いたり、相続の話し合いをしたり、納骨や法要も取り仕切ることになります。

その上、遺品の整理や処分も進めるとなると、相当な負担を感じるのではないでしょうか。
遺品の処分についてはいくつか方法があり、ご遺族の状況によって一番良い方法を選ぶことが大切です。

こちらの記事では

 

・遺品の処分方法にはどんなものがあるか
・実際に遺品を処分する際の手順
・遺品を処分する時の費用の目安
・処分して良いかわからない物
・処分しにくいと感じた時の対処法

 

について説明していきます。

遺品の処分について、どのように選択すればよいのか分かるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

 

 

遺品の処分方法にはどんなものがあるのか

 

遺品の処分方法には大きく分けて2つの選択肢があります。
業者に依頼して任せる方法と、自分で仕分けて処分する方法です。
それぞれの方法を解説していきます。

 

 

 

業者に依頼する

 

故人が独り暮らしで遠方に住んでいた場合や、ご遺族が通うのが難しい場合、遺品が大量にある場合などは業者に依頼した方が良いでしょう。

注意していただきたいのが、どの業者にどこまで依頼するかです。
不用品買い取り業者では、買い取りのみお願いするのは良いのですが、遺品整理となるとトラブルが起こる事があります。
整理から頼むのであれば、遺品整理業者や遺品整理の資格を持っている業者に依頼しましょう。

 

 

 

業者に依頼するメリット

 

・遠くても、多くても任せられる
・時間も体力もいらない
・遺品供養の手配も頼める場合がある
・買い取りや回収、場合によってはハウスクリーニングまで可能

 

 

 

業者に依頼するデメリット

 

・費用がかかる
・信用できる業者がわからない、選ぶのが大変
・業者の選定を誤ると、貴重品を回収できないこともある

 

 

 

 

 

自分で処分する

 

故人と同居、比較的近くに住んでいて通える場合、手伝える人がいる場合は、自分達で遺品整理をして処分までおこなう事も可能です。

遺品整理までは自分たちでおこない、処分だけ不用品買い取り業者に依頼する方法もあります。
全て自分でやるよりは、はるかに負担が少なくて済みます。

 

 

 

自分で処分する場合のメリット

 

・相続関係の書類や通帳などの貴重品が先に仕分けできていれば、急ぐ必要がない
(賃貸物件に独り暮らしだった場合は退去日までの期限あり)
・費用を安くできる
・どのような遺品があったか、実際に見て把握できる

 

 

 

自分で処分する場合のデメリット

 

・仕分けができても、処分するのに分別の手間がかかる
・どのように処分したら良いかわからない物があると、なかなか進まない
・親族と遺品の分配でトラブルになることがある

 

 

 

 

 

遺品を処分する際の手順

 

業者に依頼する場合
1.業者選定
2.見積もり後、依頼
3.作業、確認

 

 

 

自分でおこなう場合
1.道具を用意(ゴミ袋、軍手、マスク、段ボール、ガムテープ、はさみ、ロープ、台車、軽トラなど)
2.遺品を仕分ける(形見、リサイクル品、捨てるもの)
3.形見以外のものを処分する(不用品回収業者、自治体の処分場へ持ち込むなど)

 

 

 

 

 

遺品を処分する際の費用

 

業者に依頼する場合は遺品整理から処分まで、部屋の広さによって大まかに金額が設定されています。
一番狭くて物が少ないワンルームだと3万円台から、4LDK以上だと20万円台から60万円ほどになるでしょう。

 

どの範囲まで依頼するかによって、金額にも差が出ます。
物が多い場合はそれだけ金額も高くなりますし、ピアノなど大型の遺品がある場合は先に伝えておきましょう。

 

また、エアコンの取り外し、ハウスクリーニングや特殊清掃が必要な場合はオプションで別料金がかかりますので、事前の見積もり時に確認しておいて下さい。

 

 

 

 

 

処分して良いかわからない遺品

 

遺品の整理をしていく中で、処分に困るものが必ず出てきます。
よくある遺品について見ていきましょう。

 

1.アルバム(とっておきたいならばデータ保存を検討)
2.金庫(自治体で引き受けがない場合は専門業者へ)
3.仏壇(お寺で閉眼供養する)
4.神棚(神社に相談)
5.遺影(通常は普通に処分可能。開眼している場合は閉眼供養する)

 

 

 

 

 

処分しにくいと感じた時の対処法

 

思い出の残る品や価値のわからない物など、処分しにくいものは必ず出てきます。
保管しておける場所が広ければ、ある程度の期間取っておいてもそこまで問題にはなりません。
ですが、いずれ誰かが処分をしなくてはならないのですから、自分たちの世代で可能な限りやっておく事をおすすめします。

次の世代まで残った時に、より一層処分しにくいものも出てくるはずです。

 

 

 

 

 

まとめ

 

これまで、遺品の処分方法や実際の手順、費用などについて説明してきました。

遺品を全て整理して処分することは、想像以上に大変です。
最初は自分で出来ると思っていても、途中から業者に依頼することも珍しくはないのです。

ご葬儀や法事の際に親族と相談したり、ご葬儀社に良い遺品整理業者を聞いておいたりするのも良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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