ご葬儀場を選ぶときに気をつけたいこととは?わかりやすく解説!

こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。
今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。

故人との最後の別れの場となるご葬儀場は、できるだけ対応の良いところを選びたいものですよね。ですがいざその事態に直面すると、なかなか冷静な判断を下すことが難しい場合もあります。
そんなもしもの時に備えて、あらかじめご葬儀場選びのことを知っておけば焦らずに対応できるのではないでしょうか。
この記事ではご葬儀場を選ぶ際に気をつけたいことについて解説いたしますので、参考になれば幸いです。

目次

どんなご葬儀にしたいかで選ぶご葬儀場も変わる

世の中にはたくさんのご葬儀場がありますが、どのようなお葬式にしたいかで選ぶご葬儀場も変わってきます。

・どのくらいの規模にするか(家族葬にするのか)
・予算はどのくらいか
・場所はどのあたりにするか(自宅の近くか親族がアクセスしやすい場所か)
・駐車場の有無
・バリアフリー対応は必要か(参列者に車椅子の方がいる場合など)

などをできれば生前から話し合っておきたいですね。
ネットやチラシ、近所の評判などから周囲にどんなご葬儀場があるのか、あらかじめリサーチしておくと慌てずにすみます。

公営斎場と民間斎場の違いを把握しておく

斎場は公営斎場と民間斎場の2種類に分けられます。

公営斎場は運営が税金などの公費によって行われている斎場で、利用できるのは原則故人の住民票がある市区町村に限られます。民営斎場に比べると費用が抑えられます。しかし、人気のため予約が取りにくかったり、交通の便が悪い場所もある場合があります。

民営斎場はご葬儀社や民間の企業が運営している斎場を指します。
公営斎場に比べてお値段は張りますが、比較的自由な形式で式を執り行うことができる、施設やサービスが充実している、という点がメリットになります。

式の内容や設備にこだわりがあるという場合は民営斎場の方が希望が叶えられやすいでしょう。

ご葬儀場を選ぶときに気をつけたいこと

では、実際にご葬儀場を選ぶ時はどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?

会場の設備

会場によって最も差が出るのが設備です。斎場内の広さや清潔さはもちろん、親族が使う控室はどんな様子か、浴室には湯船があるのかなども確認したいところ。できれば事前に見学しておくと安心です。

また1日に1組限定の斎場もありますので、他にお葬式をあげる家族と入れ替わりでバタバタしたくない。という方はそういったところを選びましょう。

ご葬儀場へのアクセス面

ご葬儀には遠方に住んでいる方や、長距離移動が身体的に負担となる高齢の方も来られるため、ご葬儀場へのアクセス面も選ぶ上で重要なポイントとなります。

駐車場が広く主要な駅からも行きやすい(送迎バス等がある)ことがベストですが、そういった条件が全て叶わない場合もあるでしょう。

そういった時は、

・車の運転をしない方や遠方からの参列者が多い場合、貸切のマイクロバス等を準備してもらえるのか(その場合費用はどのくらいかかるのか)

・ご葬儀場に遠方からの参列者も宿泊することは可能か。可能な場合何人まで泊まれるのか、お風呂やシャワーといった設備はどうなっているか

などをご葬儀場へ確認しましょう。

火葬場が併設されているかどうか


ご葬儀場によっては火葬場が併設されておらず、火葬場までバスや自家用車にて行く必要があることも。
バスを出すには費用がかかる場合が多く、また高齢の方にとって長時間のバス移動は負担が伴います。

火葬場が併設されていない場合は、

・火葬場までの移動距離はどのくらいなのか

・駐車場は何台くらい停められるのか

・バスやハイヤーなどを手配する場合費用はどのくらいかかるのか

を確認した上でご葬儀場選びの参考にしてください。

自宅や公民館、お寺で行うという選択も

現在では「お葬式=ご葬儀場やセレモニーホール」という印象ですが、ご葬儀は自宅や公民館、お寺で行うことも可能です。いずれも自分たちで準備することが増えるので負担はありますが、その分費用を抑えることができます。

自宅葬

自宅葬を行うメリットは自由度が高く、慣れた自宅でお別れができるという点です。

故人の好きなものを並べたり、音楽を流したり思い思いのご葬儀をすることができます。また使用時間が決まっているセレモニーホールと違い、ゆっくり過ごすことができます。
ご葬儀社を通さずに全て自分たちで執り行うこともできますが、ご遺体の安置や火葬場・棺の手配などの手続きが膨大にあり、ご遺族の方自らがこれらを行うのは現実的ではありません。
ご葬儀社の「自宅葬プラン」を利用して行うのが一般的です。

地域の集会所(公民館)を利用する

公民館や自治会所といった地域の集会所を利用するという方法もあります。

使用料金が安く、近所に住んでいる方が参列しやすいというメリットがあります。
この場合もご葬儀社を通して準備をするのが一般的ですが、ご葬儀用の施設ではないため受付などのスペースを作るのに別途費用がかかったり、駐車場が狭く近隣のコインパーキングを利用してもらう必要があるなど不便な点もあります。

寺院葬

寺院にてお葬式を執り行う寺院葬は、格式あるお葬式ができるという魅力があります。

寺院葬をしたい場合は菩提寺(ぼだいじ。先祖代々のお墓があるお寺のこと)に連絡を取り、ご葬儀についての相談を行います。その上でどのご葬儀社に頼むか、住職が推薦する葬儀社があればそちらにお願いします。

菩提寺がない場合はご葬儀社にてお寺でのご葬儀がしたい旨を伝えましょう。

寺院葬を行う場合はトラブルとならないよう、どこにお墓を用意するかなどしっかり話し合いをすることが大切になってきます。

まとめ

大切な人との最後のお別れの場となるので、できれば事前に見学をして納得のいくご葬儀場を選びましょう。
この記事がご葬儀場選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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