直葬の流れやメリットをご紹介

ご葬儀の中には、お通夜や告別式を行わない直葬という形式があります。

直葬の流れを予め知っておくと、葬儀形式を選ぶ際にも安心です。
直葬がどのような流れで行われるのか、そして直葬はどのような場合に行ったらいいのかのポイントをご紹介します。

こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。

今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。

目次

直葬の流れ

それでは早速、直葬の一般的な流れをご紹介します。

ご臨終~死亡確認

病院で亡くなった場合は、医師に死亡診断書を発行してもらい、亡くなったことが確定します。自宅で突然死亡した場合や事故などの場合は、警察が検証を行って事件性が無いのか確認します。

確認が終わり、医師や警察により死体検案書が発行されたら、葬儀社に遺体を搬送してもらうことができます。

安置場所への移動

遺体は亡くなった病院や、運ばれた警察などに火葬日までずっといることは基本的にできません。
そのため葬儀社に移動をしてもらう必要があります。
移動先の選択肢とは、ご自宅、安置施設、斎場などです。

遺体を安置所へ移動させた後でご葬儀の内容や日程のお打合せを行います。
法律で死後24時間は火葬できないため、火葬日は早くても死亡確認の翌日になります。

納棺~出棺

火葬の前に納棺を行います。
故人の身支度を整えて棺の中に入れていきますが、そのときに好きだった物や花を一緒に収めることが可能です。

火葬場のルールなどにより入れられないものもあるので、葬儀社に確認をしてください。
納棺を終えたら、故人を霊柩車に乗せて火葬場に向けて出棺します。

2名ぐらいまでなら霊柩車に同乗することができます。喪主の方が同情されるのが一般的です。他のご遺族は別の車に乗って、火葬場で合流をします。

火葬とお骨上げ

故人が火葬場へ到着したら、最後のお別れを行います。
直葬の場合、火葬場でお別れの時間が過ごせる時間は長くても20分ほどです。
お別れのあと、故人を荼毘に伏します。

火葬には1~2時間ほどかかります。
その間は、昼頃の時間であれば料理を召し上がったり、軽食をして過ごしたりします。火葬が終わると収骨室に案内され、遺骨を骨壷に収めるお骨上げに入ります。

お骨上げは喪主から順に、家族や親族などの血縁関係が深い方から行います。
二人一組になって、お箸で故人のお骨を骨壺に収めていきます。

お骨がすべて収められたら解散するのが一般的です。

直葬は次のような場合におすすめです

「どのような場合に直葬を行うのがいいの?」と疑問を感じることもあるでしょう。
以下のような場合に、直葬を選択する方が多いです。

費用を抑えたい場合

直葬の場合、費用を抑えることができます。
一般的な葬儀の場合、通夜や告別式、参列者の方へのおもてなしなども含めると100万円ほどはかかるものです。

直葬の場合には、式場の使用料や参列者の方へのおもてなしの費用がほとんどかからないため、費用は30万円以内には収められることが多いです。

負担を減らしたい場合

費用的な負担以外にも、直葬では体力や精神的負担が抑えられる場合があります。

お式をするとなると、参列者の方への挨拶をしたり、受付をお願いしたりと気を遣うことも多くなります。
直葬の場合は、基本的に近いご家族のみで行いますので、気を遣う必要がありません。
また概ね半日で終わるため、時間的な負担も少なくなります。

お別れの時間を取りたい場合は直葬以外の選択も

故人とのお別れの時間をゆっくりと過ごしたい方は、直葬以外の選択肢も検討してみてください。

直葬の場合、火葬場で故人とお別れの時間を過ごせるのは長くても20分程度となってしまうことがほとんどです。

そのため直葬にしたものの「もっとゆっくりお別れをすればよかった」と後悔される方も少なくありません。

もしお別れの時間をゆっくりと過ごしたいとお考えの方は、直葬以外にも負担を抑えたうえでお別れする方法をご提案いたしますので、ご相談ください。

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