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喪中にやってはいけない事とは?

2022.09.20

 

 

 

 

 

 

 

 

喪中とは一周忌法要までの間、喪に服し、お祝い事や娯楽を避けるべきとされている期間です。
とはいえ1年間の中で、人生の節目である行事やお祝い事はたくさんあります。具体的に喪中にはどんなことを避けるべきなのでしょうか。
今回は同居している家族が亡くなった人に向けて、喪中にしてはいけないことをまとめてみました。

 

 

 

そもそも喪中とは

喪中とは、一周忌法要が終わるまでの間、家族が故人をしのぶ期間のことです。
日本では死が穢れたものとして扱われていたため、喪中に祝い事や娯楽は控えるという風習が今でも残っています。さらに喪中と似ている言葉に忌中があります。

まずは忌中と喪中の違いについて説明します。

 

 

命日から四十九の法要までが忌中

命日から四十九の法要が終わるまでの期間を忌中と言います。
忌中の間、遺族や親族は、穢れを伝染させないため喪服を着て外出を控える風習がありました。現在では、お祝い事、慶事、神社参拝を控える風習があります。

 

命日から一周忌の法要までが喪中

命日から一周忌の法要が終わるまでの期間を喪中と言います。
外部との接触を断ち、穢れを他の人に移さない目的もありますが、遺族が悲しみを乗り越えるための期間の意味も含まれています。

 

江戸時代から忌中や喪中に関する法律があった

忌中や喪中という制度は、江戸幕府5代目将軍徳川綱吉が発令した服忌令(ぶっきりょう)が始まりとされています。忌服令は近親者が亡くなったときに、穢れ(けがれ)が生じるという理由から発令された法律です。おもに喪に服す人の範囲や自宅謹慎の日数などが定められています。

この服忌令は昭和22年に廃止されましたが、現在でも学校や企業に「忌引制度」があり、服忌令の名残とも言われています。

 

 

 

喪中でしてはいけないことはお祝い事や慶事に関すること

忌中や喪中の間はお祝いや慶事に関することを控えなければいけません。

 

神社参拝は避ける

同居している家族が亡くなった場合、ご葬儀をした家に関して50日間は忌中とされています。

家族が亡くなってから50日間は境内に入ることや参拝は避けましょう。受験、安産祈願、お宮参りなどは忌中が過ぎるまで控えます。忌中が過ぎれば参拝しても構わないという神社もありますが、喪中は神前にでることを慎みましょう。
仏教の教えでは、死は穢れと考えていないため、お寺の参拝は問題ありません。

 

正月のお祝いや飾りつけはしない

家族が亡くなった場合、喪に服している間は、神事や祭事には参加しないのが通常でした。
このため喪中の場合、正月に関する飾りつけやあいさつは避けたほうが良いとされています。

  • 鏡餅
  • おせち料理
  • しめ飾り
  • 門松

 

などを飾ることは神道の考え方のため、喪中の間はしてはいけないとされています。

 

年賀状は出さない

年賀状は新しい年を祝う「年始回り」の代わりとなるため、やり取りを控えます。
正月が喪中に重なる場合は、前もって年賀状を出せないことを知人に知らせます。喪中はがきは11月~12月上旬までに投函するようにしましょう。

 

年始回りでのあけましておめでとうございますは使わない

前年に家族が亡くなっているため、「おめでとうございます」というあいさつはタブーです。

職場で年末年始のあいさつをする場合は、

「どうぞ良いお年をお迎えください」

「昨年はお世話になりました」

「今年もよろしくお願いいたします」
と伝えるようにしましょう。

 

お年玉は名目を変える

お年玉は神様からの贈り物とされているため、名目を「お小遣い」として渡すようにします。

 

結婚式、祝賀会、式典などの出席を避ける

喪中の間は、結婚式や祝賀パーティー、式典などの出席は避けましょう。

とくに忌中の間は、結婚式をしてはいけないとされています。喪中の間に「神前式」を予定している場合は、神社側とも相談してください。喪中という概念がない人前式に変更する方法もありますが、地域や考え方によって異なるため両家とよく相談するようにしましょう。

 

家の新築、リフォームの時期をずらす

喪中の間は、大きな買い物をしてはいけないとされています。
新築に欠かせないのが地鎮祭です。地鎮祭は神式で行われるため、喪中の間は避けたほうがよいと言われています。すでに契約が決まっていて延期できない場合は、お祓いを受ける、仏式で行う場合もあります。

 

旅行を避ける

江戸幕府での服忌令では、旅行は娯楽の意味があり不謹慎とされていました。
名残から死を慎む期間に旅行に行くのは控えるべきとされています。社員旅行、新婚旅行、家族旅行は喪が明けるまで、キャンセルや延期するのが一般的です。

 

 

 

人生の節目にあたるお祝い事は喪中でも問題ない

喪中は祝い事をしてはいけない期間にあたりますが、一周忌が明けるまでにさまざまなイベントがあるかと思います。たとえば

 

  • 出産祝い
  • 誕生日
  • 七五三
  • 進学祝い
  • 婚姻届を提出する
  • 成人式(満20歳)
  • 還暦祝い(満60歳)
  • 米寿祝い(満88歳)

 

すべて「おめでとう」の言葉が関連するため、喪中であればしてはいけないと思いますよね。
本来、上記のお祝い事も避けるべきですが、現在では本人や家族の祝い事に関しては喪中であっても問題ないとされています。ただし、お宮参り、七五三、合格祈願のように、神社で参拝がある場合は、忌明けするまで延期するようにしましょう。

 

 

 

まとめ

喪中とは家族が亡くなってから一周忌の法要までの期間を言います。
現在でも死は穢れているという教えのもと、喪中は神事にかかわってはいけないという風習が残っています。このため喪中は、お祝い事や娯楽を避けるのが一般的です。

仏教の教えでは、死は穢れていないとされているため、お寺の参拝は構いません。
地域の風習や習慣によって異なりますが、現在では個人の判断に任せられていることも多くなっています。
しかし周囲の人の中に気にする方がいる可能性は十分にあります。そのため喪に服している間は、故人の冥福を祈り、派手なことはせず行動を慎むようにしましょう。

 

 

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