八王子 葬儀 費用の相場と実例 市斎場の料金・給付・見積りの確認点

八王子 葬儀 費用の相場と実例 市斎場の料金・給付・見積りの確認点

八王子の葬儀費用は、形式・人数・会場・安置日数などの条件で変動します。市民は八王子市斎場の火葬料が無料のため、同施設を起点に総額を検討すると見通しが立ちやすくなります。本記事では、相場の考え方、八王子市斎場の料金、給付制度、見積りの確認点、もしもの時の初動を整理。表示の安さだけに頼らず総額と条件で比較する視点を示し、必要な費用だけに整えるための要点をまとめます。

菅波 隆志

この葬儀を担当したスタッフ

  • 葬儀・家族葬は都典礼八王子店スタッフ
  • 一級葬祭ディレクター

目次

八王子の葬儀費用の考え方と相場

葬儀費用は、形式と人数、会場、祭壇、安置(お亡くなりになった方を火葬の日まで安静にさせること)日数で決まります。八王子は公営の八王子市斎場があり、市民の火葬料が無料です。ここを起点に考えると、総額の見通しが整います。

表示の安さだけで決めると、後から追加に戸惑います。総額で比べ、含まれる範囲を必ず確認しましょう。わからないことは、そのままで問題ありません。私たちが順に整理します。

  • 親族中心で静かに見送りたい(家族葬)
  • 参列の範囲を広くしたい(一般葬)
  • 通夜を行わず一日で行いたい、または火葬のみ(一日葬・直葬)

形式別の目安と向き不向き

形式には、直葬(火葬式)、一日葬、家族葬、一般葬があります。直葬は通夜や告別式を行わず火葬のみの形です。一日葬は通夜を省き、告別式と火葬を同日に行います。家族葬は親族中心、一般葬は幅広い参列が前提です。人数と弔い方の希望に合う形式を選ぶことが重要です

形式内容の目安参考の費用
直葬(火葬式)式を行わず火葬のみ約21万円(都典礼目安)
一日葬通夜なしで告別式と火葬を同日約47万円前後(都典礼目安)
家族葬親族中心の少人数11万円〜(都典礼目安)
一般葬参列が幅広い人数と礼品で大きく変動

上の費用は目安です。式場利用料、会食、返礼品、宗教者謝礼は別になる場合があります。人数と優先事項に合わせ、必要な分だけ整えます。不明点はそのままでも構いません。条件を伺いながら見積りを作成します。

八王子市斎場の料金と活用の要点

市民の火葬料が無料で、式場使用料も明朗です。通夜と告別式は「各1回」の計算です。席数は第一式場が多め、第二式場は小規模に向きます。予約は葬儀社経由で行いますので、何も決まっていなくても大丈夫です。

項目内容
火葬料(12歳以上・市民)0円
火葬料(12歳以上・市外)80,000円
式場使用料 第一(市民)25,000円/回
式場使用料 第二(市民)20,000円/回
席数の目安第一126席/第二60席

夜間の付き添いに追加がかかる場合があります。混雑期は火葬枠に合わせて日程調整が必要です。民営会館の併用も可能です。家族葬ホール片倉では、面会のしやすさにも配慮した小規模の式が整います。市斎場と民営会館の使い分けで過不足なく準備できます。

費用を抑える実務と見積りの見方

費用を抑えたい場合は、公営斎場を軸に日程を組むのが有効です。安置日数が延びると、お身体の保冷のためのドライアイスと安置料が増えます。会食や返礼品は「幅」で見積り、当日朝に最終調整すると無駄が出にくくなります。八王子でも格安をうたう表示が見られますが、内容が最小限で追加が重なる事例があります。

  • 安置料と起算日、ドライアイス日数と単価
  • 搬送の距離と回数、深夜早朝の加算条件
  • 式場使用料(回数)、席数と導線の適合
  • 返礼品・会食の数え方と返品の可否
  • 宗教者謝礼の扱い(見積り外が一般的)
  • 支払い方法、取り消しや変更の条件

見積りは同じ前提で2〜3社を比べると安心です。極端に安い表示は、含まれる範囲が最小限のことがあります。総額と条件を、必ず書面で確認しましょう。ご不明な点は、状況を伺いながら都典礼が丁寧にご説明します。

お電話・メールで「質問や相談」をご希望される
方は、以下のボタンよりお進みください。

  • スマートフォンの場合、タップで電話がかかります。「ホームページを見た」とお伝えください。電話番号は0120-385-444です。

もしもの時の初動と必要書類

まずは搬送と安置を決めます。安置が整うと、気持ちと段取りが落ち着きます。死亡診断書を受け取り、大切に保管してください。書き方や順番は私たちが丁寧にお伝えします。

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  • 故人さまのお名前・ご住所・生年月日
  • 搬送先の希望(自宅か安置施設か)
  • 八王子市民かどうか(火葬料の確認に必要)

死亡届は7日以内の提出です。領収書や請求書は、葬祭費の申請や精算に役立ちます。お電話一本でご案内します。都典礼までどうぞ。

葬祭費などの給付と申請期限

国民健康保険の葬祭費は自治体ごとに定めがあり、東京都では5〜7万円の範囲が多いと言われます。会社員の方は健康保険の埋葬料5万円が支給されます。双方を同時に受けることはできません。申請は原則2年以内です。

項目期限の目安
死亡届の提出7日以内
葬祭費・埋葬料の申請原則2年以内
未支給年金の請求5年以内
相続放棄・限定承認3か月以内
準確定申告4か月以内
相続税の申告・納付10か月以内

期限は長短がありますが、焦らず順に進めれば大丈夫です。必要な費用だけに整えた見積りをお作りします。迷われた時は、どうぞ安心してお尋ねください。

よくある質問

八王子市で火葬は無料ですか

市民は12歳以上の火葬料が無料です。市外の方は有料になります。詳細は八王子市斎場の規定や窓口でご確認ください。葬儀社を通じて予約・手配を行うため、日程や枠の状況も併せて確認できます。

葬儀費用を抑える方法は

公営斎場を利用し、安置日数や会食・返礼品を見直すと節約できます。同条件で複数社の見積りを比較し、総額と含まれる範囲を確認しましょう。八王子でも格安を強調する表示で、後から加算が生じるケースが見受けられます。

葬祭費の申請期限はいつ

葬祭費・埋葬料の申請は原則2年以内ですが、自治体や保険により異なります。早めの申請をおすすめします。必要書類や手順は、市区町村や健康保険組合の案内をご確認ください。不安な点は事前に相談しておくと手続きが円滑です。

都典礼での事例

八王子市斎場での家族葬

市内の介護施設でお亡くなりになったのは、穏やかで地域の催しによく参加された84歳の男性でした。ご家族は親族中心の静かな見送りを希望され、都典礼とともに搬送・安置を行い、八王子市斎場第一式場で家族葬を実施しました。通夜は行わず告別式を午前に行い、火葬は同日の午後に市斎場で手配。祭壇は故人の写真と好物を中心に整え、参列は親族約15名で終始和やかに見送られました。

費用面では市斎場の無料火葬を活用し、会食は近親者のみの軽食で抑えたため、総額は目安よりおさえられました。必要な項目を精査し、過不足ない内容に調整しています。

家族葬ホール片倉での一日葬

自宅でお亡くなりになったのは、地域の子ども会で長年ボランティアをしていた79歳の女性でした。ご遺族は通夜を省略し、家族葬ホール片倉で一日葬を選択。都典礼が搬送と安置を行い、午前中に告別の場を設け、式後は八王子市斎場で火葬を実施しました。式は写真と花で故人の趣味である手芸を表現し、会食は控えめにして親族約15名で静かに見送りました。

葬祭費申請や書類手続きも都典礼がサポートし、ご遺族の手続き負担が軽減。落ち着いて故人を偲ぶ時間を持てました。

まとめ

八王子の葬儀では、形式・人数・会場で費用が大きく変わります。市民は八王子市斎場で火葬料が無料となるため、公営斎場を軸に見積りを比較し、不要な項目を省くことで節約できます。必要書類や申請期限も整理しておくと手続きがスムーズです。総額と条件を必ず書面で確認し、不明点は都典礼へご相談ください。見積りは複数社で比較し、葬祭費や埋葬料の申請期限に注意しましょう。

河野 晴通

この葬儀を担当したスタッフ

  • 葬儀・家族葬は都典礼世田谷店スタッフ
  • 一級葬祭ディレクター
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