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直葬とは、ご葬儀を行わず、ご安置をした場所から火葬場に向かって「火葬」のみを行う葬儀形式のことです。
お通夜やご葬儀・告別式を行わないことで、身体的、経済的、時間的な負担を軽減することができます。
直葬にはメリットもある一方で、注意すべき点や「こんな方は直葬にしない方がいい」という場合もあります。
この記事では、直葬のメリットの他にもデメリットや、注意すべき点などをご紹介していきます。
こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。
今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。
直葬には大きく3つのメリットがあります。
直葬の大きな特徴の1つに、費用を大きく抑えられるという点があります。
お通夜・ご葬儀・告別式と二日間で行う場合の平均相場は195万円です。(2017年度 日本消費者協会アンケート)
一方で直葬は概ね20万円~30万円ほどで行うことができます。
ご葬儀を行わないので、場所代としての「式場使用料」や、故人様を式場まで運ぶ「搬送費」がかからないので、費用をグッと抑えることができるのです。
そのためご葬儀の費用を極力抑えたいという方には、直葬をおすすめいたします。
直葬の場合、比較的早めに火葬場の予約を取ることができます。
式場を借りてお通夜・ご葬儀を行うとなると、式場が空いている日に合わせて火葬の予約を取らなければなりません。
なかなか式場が空かない冬場や、多くの方に利用される式場を希望した場合ですと、1~2週間ほど先になる可能性もあります。
一方で直葬の場合、式場の時間に合わせることなく火葬の枠が空いていれば予約を取ることができ、2~3日以内には火葬を行えることがほとんどです。
ご葬儀の日程が先になればなるほど、故人様をご安置する安置室の使用料や、ドライアイス代など費用がかさんでくるので、火葬までの時間は短い方が経済的負担も軽減できます。
直葬の場合には、参列者への対応などをする必要があまりないため、体力的・精神的負担を軽減できます。
参列者をお呼びしてお通夜・ご葬儀・告別式と二日間で行う葬儀は参列者への配慮や対応が必要です。
「受付係を手配して」「料理はどれにしようか」「香典返しも手配しなくては」「皆様への挨拶は」
大切な家族が亡くなった中、悲しむ暇もないくらい喪主はとっても忙しくなってしまうもの。
その点、直葬は基本的に親族のみで行うので、そのような負担を軽減できます。
大きなメリットもある直葬ですが、デメリットや注意すべき点もあります。
直葬を行った後に、親族に亡くなったことを報告する場合もあります。
親族の中には、
「どうして教えてくれなかったの?」
「お通夜もご葬儀も行わない直葬なんて」
直葬に対して理解を得られない場合もあります。
葬儀に参列してお別れをしたいという親族に、直葬を行うことを理解してもらうことが必要です。
直葬は親族だけで行うことがほとんどです。
そのため参列できなかった方が、直葬後にお焼香やお線香をあげに、自宅までいらっしゃる場合があります。
とてもありがたいことですが、たくさんの方が今日も明日も毎日のように自宅まで来る。
電話も何度もかかってくると考えると、対応が大変ですね。
「葬儀を行って、皆様に参列してもらえばよかった」なんて声もよく聞かれます。
もし生前、故人様のお顔が広かった場合などは、このようなケースになることが多いのでご注意ください。
菩提寺がある場合、必ず菩提寺に確認してください。
確認なしに直葬を行った場合、納骨を断られてお墓にはいれないなんてトラブルに発展することがあります。
基本的に菩提寺がある場合には、菩提寺の宗派に従って供養をし、菩提寺のお墓に納骨します。
その宗派の教えに従い「お通夜・葬儀・告別式をきちんと行う」という考えの菩提寺の場合、その教えに従わなければいけません。
そのため、直葬を行いたい場合には、必ず菩提寺に相談してください。
もちろん全ての菩提寺で直葬をお断りされるということではありません。
ご遺族の意向をくみ取って「お骨になった状態でも、供養して納骨しますよ」などと柔軟に対応してくれる菩提寺も多くあります。
まずは「直葬で考えていますが、お墓に入ることはできますか?」と相談してみましょう。
火葬場で読経する「炉前読経」をしてもらうこともできます。
都典礼 世田谷支店では、桐ケ谷斎場や臨海斎場を中心に、都内の各火葬場を利用しての直葬のご相談も承っております。
ご状況やご希望に合わせてご提案をさせていただきますので、ご気軽にご相談ください。
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