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お葬式に参列する機会は、そう多くないものなので、参列する際のマナーなど分からないことが多いのではないでしょうか。
なかでも、参列した際の焼香のマナーについて迷われる方が少なくありません。
この記事では、安心して焼香ができるようになってもらえるよう、焼香の回数について解説しています。
こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。
今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。
焼香は香を焚き、心身の穢を取り除き、亡くなられた方に対して拝むことです。
日本では、仏式の葬儀が行われることが多く、仏式の葬儀では基本的に焼香が行われています。
ご葬儀における焼香回数は、最低でも1回行えばマナー違反にはなりません。
焼香回数については次のような基準があります。
①焼香は相手もしくは自身の宗派に合わせて行う
②日本の仏式葬儀では1~3回が基本
③時間調整などによる、スタッフからの指示
焼香は相手の宗派に合わせるのが基本ですが、宗派ごとの適切な焼香回数をすべて覚えておくことは現実的でありません。
1回の焼香でも多くの宗派の作法をカバーできます。1回の焼香でしっかりと想いを込めて行えば十分です。
更に正式には複数回焼香を行う宗派であっても、大勢の参列者がいる場合、時間調整のために「1回焼香でお願いします」と案内されることもあります。
その際にはスタッフの指示に従い、1回焼香にしましょう。
焼香回数は1回でも問題ありませんが、相手の宗派に合わせたい場合は、僧侶や喪主に倣うのも方法です。回数について案内されることもありますが、特に案内がなければ周りを見ておくと良いでしょう。
焼香回数の他に礼の仕方にも作法が存在します。宗派によって礼のタイミングや回数も微妙に違いますので、周囲の様子や前の方を見ておくと安心です。
マナーや作法はありますが、何より気持ちが大切だとされています。
家族や親族、他の参列者に迷惑をかけてしまうようなことは避ければ、焼香の回数が1回でも3回でも特に大きな問題ではありません。
1回の焼香でもそこに故人を偲ぶ気持ちをしっかりと込めることが大切です。