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終活をはじめると、ご葬儀費用やお布施といったお金の不安を考える人も少なくありません。
口座名義人が亡くなると銀行口座は凍結し、預金を引き落とせない問題も出てきます。ご葬儀など急な出費に対して、すぐに対応してくれる保険があれば便利だなと思いますよね。万が一に備えて保険に加入したいと思っても、持病や年齢で諦める人もいるでしょう。
今回は終活を始めた人に向けて、持病がある人や高齢者でも加入しやすい葬儀保険を紹介します。
こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。
今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。
葬儀保険とは、自分が死亡したときにご葬儀の費用を賄うための保険です。
毎月の保険料が比較的に少額で、保険期間も1~2年間と短いことが特徴です。2006年4月に保険業法改正に伴い施行し、少額短期保険(ミニ保険)とも呼ばれています。
60歳女性、死亡保険金100万円コースの場合は、月々の保険料が810円といった魅力的な商品も。加入時に告知は必要ですが医師の診断書は不要が多く、80歳以上でも加入できるプランもあります。支払われる保証金額は50~300万円までと幅広く、請求すると営業日翌日に受け取ることが可能です。使い道は自由ですので、葬儀代・返礼品・お布施・入院費などに利用できます。
保険料は更新時に年齢に応じて保険料が上昇するプランと、月々の保険料が一定のプランの二通りがあります。
保険金定額タイプは更新時に保険料は高くなりますが、受け取る保険金額は変わりません。
保証金額が100万円の場合、49歳までは月々の保険料は1,500円、50歳から70歳までは2,000円など増えていくのが特徴です。
毎月の保険料は変わりませんが、年齢が上がるごとに受け取る保険金額が下がるタイプです。
毎月の保険料が3,000円の場合、49歳までは200万円、69歳までは150万円など、受け取る保険金が減額されるのが特徴です。
株式会社ユニクエストのプレスリリースの調査によると、葬儀代・お布施代・飲食代を含めた費用は一般葬で191万円、家族葬は110万円です。
コロナ過で家族葬や小さなお葬式が増えているとは言え、葬儀代やお布施にかかる費用で悩んでいる人も少なくありません。一般的な家族葬でも110万円ほどの費用がかかるため、葬儀保険は100万円以上のプランを選ぶとよいでしょう。
出典 2022年版 全国エリア別葬儀費用に関する調査|最新のご葬儀費用に関する調査を「小さなお葬式」が実施|株式会社ユニクエストのプレスリリース(2022年9月著者調べ
葬儀保険は80歳以上でも申し込みできるプランがあり、高齢者でも加入しやすい点があげられます。
医師の診断書が不要なことも多く、さらに保険料は安く抑えられています。葬儀保険は保証金額が300万円までと決まっていますが、10万円単位まで自由に設定できるプランもあります。高齢者で葬儀費用を備えたい人に向いている保険と言えるでしょう。
葬儀保険は葬儀代を前提として契約しますが、お墓・仏壇・法要といった出費に使用しても問題ありません。また、加入者限定で
といった付帯サービスがついている葬儀保険もあります。
一般の保険に比べて加入条件は緩いですが、貯蓄性がない掛け捨て型のため長期間加入すると元本割れが起こる可能性があります。
たとえば、80歳の人が保険金定額プランに加入すると、90歳で補償金額以上を支払うとになるため100万円未満のプランは注意してください。解約はいつでも可能ですが、掛け捨て型のため返戻金はありません。
また、葬儀保険は生命保険料控除が適用されません。葬儀保険は、保険会社ではなく、少額短期保険事業者と保険の契約を結びます。少額短期保険事業者との契約は税務上、控除の対象とはならないため、年末調整や確定申告時の「生命保険料控除証明書」が交付されないのです。
葬儀保険選びに迷った場合は、保険代理店もしくは複数の葬儀代理店に問い合わせることで見積額やプランなどを比較できます。
あなたのニーズに合わせたプランを提供している葬儀社もあるため、ホームページで確認し電話で問い合わせましょう。すでに葬儀社を決めている人は、担当者にご葬儀保険に加入できるか相談することをおすすめします。
また、各社プランの一覧は一般社団法人日本少額短期保険協会のホームページより確認できます。
葬儀保険は、葬儀費用を賄うための保険です。
といった人に向いています。
葬儀保険は保証金額に制限があることや、掛け捨て型といったデメリットもあります。
しかし営業日翌日払いに対応しているプランもあり、保険料の支払いはスピーディーです。月々の保険料が安く、医師の審査が不要な面も魅力的と言えるでしょう。
高額な葬儀代やお布施などで、残された家族に迷惑をかけたくない人は葬儀保険をうまく活用してみてください。