冬のご葬儀の服装についてご紹介

冬のご葬儀に参列する際には、寒い中でも長時間いられるよう防寒対策が必要です。ご葬儀のためのコートや防寒グッズを事前に用意されている方は少ないと思います。コートを着たいけど、どんなコートならいいの？ブーツやタイツ、マフラーは？などの疑問をお持ちではありませんか？
今回の記事では、マナー違反にならないような冬の葬儀での服装や防寒対策をご紹介します。

こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼（みやこてんれい）です。

今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。

冬のご葬儀にふさわしいコート

冬のご葬儀ではコートがあると安心ですね。
礼装用のコートがあれば問題はありませんが、お持ちではない方も多いと思います。
そのような時にはどのようなコートを選べばよいのかご紹介します。

色と素材は？

色は黒が理想的ですが、濃紺やダークグレーでも問題はありません。
おすすめの素材はウールやカシミヤです。

以前はダウンコートも動物の殺生を連想させるとして、ご葬儀にはふさわしくないと言われていました。しかし最近ではダウンコートを着用される方も増えています。その際には黒一色のシンプルなデザインのものを選びましょう。

また、フードや華美な装飾のないものにしましょう。

こんなコートは避けましょう。

毛皮や革製品、ファーなど動物の殺生をイメージさせるものはマナー違反にあたります。
光沢のある素材や華美なデザインの物も避けましょう。黒いカシミアのコートであったとしても、ボタンや金具が金や銀の派手なものはご葬儀にはふさわしくありません。

冬のご葬儀、足元はどうしたらいい？

靴は男女問わず黒が基本です。
素材は本革や合成皮革などでツヤのないものを選びましょう。コート同様、華美なデザインや金や銀の金具が使われているものは避けます。

ブーツやタイツは履いていいの？

女性の場合はご葬儀の服装はワンピースやスカートが多く、足元からの冷えが心配です。
タイツはマナー違反ではありませんが一般的には黒のストッキングとされていますので、少し透け感のある薄いタイツをおすすめします。

寒冷地や天候の悪い日はブーツや長靴を履いても大丈夫です。その際には目立たないシンプルなデザインのものにしましょう。気になるようでしたら靴を持参し、会場で履き替えてもよいですね。

手袋やマフラーは着用してもいい？

会場に入るまでは手袋やマフラーを着用していても問題はありません。
色は黒やグレーなど暗めな色を選びましょう。コート同様に殺生をイメージさせる毛皮やファー、革製品は避けます。

インナーで防寒対策をしましょう。

コートや手袋、マフラーはもちろん会場内では着用しません。
会場内も寒いことを想定してインナーは暖かいものを着用しましょう。足裏や背中にカイロを貼るのもいいですね。
インナーも透けて見える可能性もあるので、白やベージュの無地のものを選びましょう。

まとめ

ご葬儀に関するマナーはたくさんありますが、故人を敬う気持ちと遺族を思う気持ちが一番大切です。
基本的なマナーを守りながら、ご遺族や親族が不快な気持ちにならないような服装と礼節を心がけたいものですね。

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