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こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。
今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。
初七日は四十九日や1周忌に比べると大きな法要ではないため、具体的な内容が分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
初七日法要はご葬儀と違い仕事や学校を休みにくいといった意見もあり、さらには「他の法要と同じように参列者に食事を振る舞う必要はあるの?」といった疑問も。
初七日法要とは故人が極楽へ行けるかどうか大切な追善法要ですので、きちんと意味を理解して故人を悼みましょう。
今回は初七日法要に疑問を感じている施主に向けて、必要性やマナーについて解説します。
ご葬儀が終わってから最初に行う追善法要です。命日を含めて7日目と数えるため、法要は故人が亡くなってから6日目に行います。
初七日は故人が生前の行いにより、三途の川を穏やかに渡れるか審判を受ける日とも言われていますので、極楽へたどり着くための供養の日と考えるとよいでしょう。
通常は、自宅の仏間に祭壇を用意し、位牌、遺骨、遺影を安置します。僧侶が読経を読んだあとに精進落としと呼ばれる食事会を開きます。ご葬儀を依頼したご葬儀社のプランに組み込まれている場合もあるため確認すると良いでしょう。
お寺で行う場合は位牌、遺骨、遺影を持参し法要後に食事会をするなどがあります。どちらも僧侶に読経をあげていただくことに変わりはないため、スケジュールに合わせて準備しましょう。
近年はコロナ過もあり、食事会をせず法要のみで解散する施主も増えています。
参列者がそろい次第、法要が始まります。
1、僧侶の読経
2、遺族側の焼香
3、施主によるあいさつ
4、精進落とし
法要は30分程度で終了し、精進落としは2時間を目安に切り上げるのがマナーです。施主が「お礼」のあいさつを述べたあとに解散します。
四十九日法要まで、毎週自宅に来て読経を読む地域や宗派があるため、ご葬儀当日に初七日から六七日までのお布施をあらかじめ僧侶に渡す場合もあります。
初七日のお布施は3~5万円程度。ご葬儀当日に渡す場合、初七日は法要のみで会食は行わない地域もあります。
省略してしまうことも多い「二七日、三七日、四七日、五七日(三十五日)、六七日」までのお布施は平均3~5千円程度で、お膳料やお車料は不要です。
ご葬儀社が表書きや不祝儀袋を用意することもありますので、あらかじめ確認すると良いでしょう。
遺族、親族のみが一般的ですが、故人の親しい友人を招いても構いません。
近年では、家族が仕事を休めない、親族が遠方に住んでいるといった理由からご葬儀と同じ日に繰り上げ法要を執り行うケースもあります。
初七日には2種類の繰り上げ法要がありますが、法要後に精進落としと呼ばれる食事を振る舞うことが一般的です。
火葬後にご葬儀社へ戻り、遺族や親族だけで初七日法要を執り行います。
その後、僧侶や参列者に食事を振る舞います。
ご葬儀後に初七日法要を執り行い火葬場へ向かいます。火葬後に僧侶や参列者に食事を振る舞います。
どちらも地域や宗派やご葬儀に繰り上げ法要をしない場合もあるため事前に確認してきましょう。
ご葬儀当日に行う場合、施主は正式な喪服を着用し、別な日に法要をする場合は準喪服を準備するのが大人のマナーです。
喪服には「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類があります。
正喪服とは、ご葬儀で喪主や配偶者が着用する服のことです。モーニングコートや和服などがあります。
準喪服とは一般的な喪服のこと。光沢感のない黒無地で、通夜やご葬儀、法要など幅広く着用できる服を指します。
略喪服は、準喪服ではない地味な服装のことです。身内のみで行う場合は、喪服よりも自由度が高い略喪服が基本ですが、ダーク系な服装を心がけましょう。
ご葬儀に初七日法要を組み込まない場合は、故人が亡くなってから6日目に追善法要をします。自宅やお寺で執り行うケースが一般的で、法要後に精進落としを振る舞います。
参列者は家族や親族のみが多く、四十九日法要に比べると小規模です。
仕事を休めない場合などは、ご葬儀当日に繰り込む施主もいますが、地域や宗派によっては断られる可能性もあるため確認しましょう。
初七日は故人が極楽へ行けるかどうかの大切な法要ですが、ご葬儀から日にちが少ないため、慌てずに準備しましょう。
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