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こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。
今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。
最近では家族葬を選ぶ方が多く、故人様や遺族との関係性があっても参列されない方もいます。
「参列してもらわない=訃報を知らせない」
いずれかのタイミングで訃報を知らせるので、事後報告でよいと捉える方は多くいらっしゃいます。
本当に家族葬は事後報告でよいか?時期やマナー、方法についてお伝えします。
一部の例外を除き、一般的に事後報告でかまいません。
ただし、以下の場合や相手には、事前の報告が必要か注意してください。
家族葬で執り行うと丁寧に伝えると、大概の場合は会社側の参列を避けることができます。
故人様が現職の場合は、会社側で退職などの手続きが必要なので、速やかに報告が必要です。
家族葬でも打ち合わせ、通夜、ご葬儀と数日かかります。休日と日程があえば、報告は不要かもしれません。
しかし、供花や香典、弔電を出すなどの弔辞規定が、会社や従業員組合にある場合があります。会社で必要な手続きとなるので、速やかに報告したほうが無難です。
弔辞規定の供花や香典などを辞退することは、ヘンな波風が立つかもしれません。会社は規定で対応するだけなので、素直に受けとりましょう。
どうしても会社側に知られたくない場合は、有給を取得する方法もあります。
故人様が現職の場合と同様に、家族葬で執り行うと伝えれば、参列を避けることができます。
最近は、町内会などの地域コミュニティがないエリアもあります。しかし、いまだに事後報告が許されない程、町内会の機能が強いエリアもあります。
故人様の属する町内会の対応が不明な場合は、親しい近所の方、町内会長などに事後報告でよいか確認してください。
大抵の場合は、ご葬儀後に、回覧板や掲示板で知らせるぐらいで済むことが多いようです。
慣習・風習としてご葬儀への参列は義務としている親族はいます。ご葬儀に呼ばれなかったことを延々と責めてくる方もいるかもしれません。疎遠であっても親族は、これからどのように関わってくるか分かりません。
近親者だけで執り行うと事前に電話で伝えることで、参列を避けてもらうよう丁寧に伝えてください。
事後報告は初七日法要、四十九日法要などを目安にして下さい。特に決まりはありませんが、心身が落ち着いてからでかまいません。
故人が逝去した日時、生前にお世話になったこと、近親者のみの家族葬で行ったことを伝えます。
報告をされた相手から、弔問したいとの申し出があるかもしれません。弔問の申し出を固辞できない場合、落ち着いてからでないと心労が増すばかりです。
以下の方法があります。相手との関係によって使い分けてください。
最も丁寧な方法です。故人様が勤務していた会社、特に親しくしていた友人や知人。関係が深いので「参列したかった」という方もいるかもしれません。お詫びの気持ちも含めて丁寧に伝えましょう。
一般的な形式と異なります。以下のことに気をつけてください。
故人様が亡くなったことを、すぐに伝えることがマナーです。
「切れる」という忌み言葉を連想させるため使用しません
「切れる」「追って」など不幸を連想させる「忌み言葉」
「次々」「益々」など繰り返すことを意味する「重ね言葉」
古くから縁起が悪い言葉とされています。弔事の際に使用することは避けましょう。
黒色を使用しないことが、弔事関連のマナーです。プリンターで印刷する際は、薄墨に見えるグレーの文字色に設定してください。手書きの場合は、薄墨専用の筆ペンを使います。
色々とルールがあり、迷うならご葬儀社に相談しましょう。費用がかかることもありますが確実です。
身近で確実な方法です。話が長くなりがちなので、伝えるべき内容を手元に用意してから臨んでください。
手近すぎる手段のため、軽薄・非礼だと感じる方もいるかもしれません。慎重に相手を選びましょう。相手が気づくのに時間がかかる場合もあるので注意してください。
年賀状だけのやり取りの関係の方でも、訃報とご葬儀を済ませたことを喪中ハガキで伝えることがマナーです。喪中ハガキが間に合わなければ「寒中見舞い」で代用できます。年賀状の印刷時期になると、郵便局だけでなく、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでも、喪中ハガキは取り扱っています。
お住まいの地域や新聞社によって、有料・無料とあります。最近では新聞の購読率は下がっていますが、お悔やみ欄での告知が根強い地域もあります。
参列者が多くなると対応で心労が増します。親しい方のみで送り出したいと家族葬を選ぶのは当然の選択です。
そのため、故人様と関係があっても、参列できない方がいることは仕方のないことです。
しかし、故人様がお世話になった方に、失礼のない対応とお礼ができるのは残された方しかいません。
相手によってベストな対応を、しっかりと行いましょう。